立入り禁止

以前も紹介した鳩森八幡神社(渋谷区千駄ヶ谷)。
ここにはずいぶんと立派な富士塚があるのだが、立入り禁止になっていた。

「勝手に登られないようにロープ張っとこう。どっか繋いどく所は?…あ、あったあった!」

ってなわけで、こんな具合に…。

鳩森八幡神社富士塚

鳩森八幡神社 鳩森八幡神社

鳩森八幡神社
((Canon EOS20D + EF-S17-85mm F4-5.6IS USM)
[ 2011/05/30 22:09 ] 狛犬 東京/渋谷 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

アマガエル

西の国から早くも梅雨入りが伝えられる候、アマガエルに出会った。
ただそれだけ。

アマガエル

どこでだよ!!
(Panasonic LUMIX DMC-LX3)
[ 2011/05/26 22:22 ] 自然・季節 生き物 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

大江神社

善国寺の狛寅で思い出した。
こんな虎もある。

大江神社(大阪市天王寺区)。
阿行は古く、吽行は新しい。阿行は300年以上前の作とも言われるが、どうだろうか?
僕の知る限り、狛犬がこういう姿勢を取るようになるのは、早くても1700年代後半になってからのことである。
いずれにせよ、かなりの姉さん女房であるのには違いないが…。

大江神社 大江神社

そして、この「狛虎」には、こんな言われがある。

大江神社
[ 2011/05/24 23:08 ] 狛犬 西日本 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

『木をかこう』

ブルーノ・ムナーリ『木をかこう』

木をかこう (至光社国際版絵本)

その方面にはまったく冥いのだが、著者は世界的なデザイナーだそうである。
児童書といえば児童書だが、そうでないといえばそうでない。
ダ・ヴィンチが考えた木の規則を基にして、木を描いて行く。
与えられた条件によって、木はいろいろと姿を変えるけれども、あくまでも簡単な規則に従って枝は伸びて行く。
幹から枝へ、次々に分れて行くその先に、無限の世界が拡がっているように思う。

木のかきかたを、みなさんに教えましたが、
このとおりにかいてください、
というのではありません。
規則をのみこんでくだされば、あとは、みなさん、
それぞれ、すきなように、木をかいてください。 (本書より)

[ 2011/05/23 21:00 ] 本と言葉 子供の本 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

狛犬の魅力は猫にでも判る

狛犬についての薀蓄を得々と語っていると、大抵の人は呆れたような顔をする。
が、そうそう馬鹿にしたもんじゃない。
見よ。猫だって狛犬に見入っているではないか。

猫と狛犬
[ 2011/05/22 21:35 ] 狛犬 東京/渋谷 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

神楽坂界隈

神楽坂界隈を散策。

以前にも紹介した、毘沙門天善国寺(新宿区神楽坂)の虎。

善国寺の狛寅 善国寺の狛寅

以前と構図がほぼ一緒なのには理由がある。この角度で、近寄って広角で撮らないと、背後に立っている鉄の棒が写り込んでしまうのである。阿行の方は、ちょっと写り込んでしまったが…。

善国寺の狛寅 善国寺の狛寅

今回の目的は次の神社。
赤城神社(新宿区赤城元町)。
ここには、近くにある築土神社(千代田区九段北)の安永9年(1780)には及ばないが、どんなに新しく見積っても1800年代前半までには造られたと思われる狛犬がいたはずである。以前、写真を撮ったのだが見つからない。それで、改めて行ってみた。

赤城神社

昔は静かな趣きのある神社だったが、改築されて随分近代的になっていた。
更に進む。と、狛犬発見。が、残念ながら目当てのものとは似ても似つかない。平成22年(2010)製。

赤城神社左 赤城神社右
赤城神社左 赤城神社右

何じゃこりゃ!
先入観なしにこれだけ見れば、「変った狛犬」で済むのだろうが、昔いたあの狛犬が見たかったのにこれでは、脱力する。境内を探してみたが、あの狛犬は見つからなかった。

気を取り直し…切れるわけもないが、仕方がない、次の神社へ。
秋葉神社(新宿区矢来町)。明治4年(1871)製。

秋葉神社 秋葉神社

悪くない。今日はこんなところにしておこう。

なお、この神社では、ヨーガ教室も開かれているらしい。

秋葉神社

((Canon EOS20D + EF-S17-85mm F4-5.6IS USM)
[ 2011/05/21 20:04 ] 狛犬 東京/新宿 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

かわいい狛犬・小さい狛犬

狛犬ついで。
昔撮った狛犬写真をひっくり返していて見つけたもの。

かわいい狛犬。
これは中川@やたナビさんに教えてもらって見に行った。

かわいい狛犬

小さい狛犬。
小さいが、きちんと阿吽が対になっている…のだが、何故か唐獅子が一匹紛れ込んでいる。

小さい狛犬 小さい狛犬

どちらも都内にある神社だが、場所は敢えて書かない。
[ 2011/05/20 23:32 ] 狛犬 東京/その他 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

子獅子あれこれ・その2

浦賀湾(神奈川県横須賀市)を挟んで東西に、同じ叶神社(かのうじんじゃ)という名前の神社がある。東叶神社・西叶神社とも呼ばれるが、どちらも「叶神社」というのが正しいようである。

まず、東叶神社の狛犬。天明6年(1786)製。

叶神社 叶神社

子獅子のいる狛犬としては、かなり古い方なのではないかと思う。子獅子は、幕末以降のものに多い印象がある。

次に、西叶神社の狛犬。

叶神社 叶神社

子獅子はいない…ように見えるが、もう少し引いて撮ってみる。

叶神社 叶神社

注目は、鉄柵の向う、石段の手摺の脇である。何かが、いる。

叶神社 叶神社

こんなところに子獅子が隠れているのは、実に珍しい。

なお、両叶神社を陸路で廻るには、浦賀湾をぐるりと迂回しなければならないので、「浦賀の渡し」を利用するのが便利。
[ 2011/05/19 22:21 ] 狛犬 神奈川/その他 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

子獅子あれこれ

やた管ブログの「大田区磐井神社の狛犬」のエントリに触発されて、古い写真を引っ張り出して来てアップする。

件のエントリでは、子獅子が3対ずつ6匹もいる狛犬が紹介されていた。
6匹もいるのは、たぶんほかに例がない。が、片方だけになら、3匹の子獅子がいる狛犬は、ないではない。
森浅間神社(横浜市磯子区)。大正9年(1920)大須賀與七作。
3匹のうち一番左の子獅子が、胸元に噛み付いているところが可愛らしい。もっとも、実はこういう構図はそう珍しいものでもないのだが…。

森浅間神社 森浅間神社

次のものは子獅子は1匹だが、その子獅子が乳を咥えている。もっとも、実はそれもさほど珍しいものではないのだが…。
北野神社(文京区春日)。製作年は判らない(メモし忘れただけと思う)が、寛政とか文化とか、1800年代初頭の頃のものではなかろうかと思う。

北野神社 北野神社

最初のものと同じ神社。
なかなか愛嬌があって好きなのだが、こと子獅子に関して言うと、何だか手抜きの感がある。

森浅間神社 森浅間神社
[ 2011/05/18 16:34 ] 狛犬 その他 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

「あゆびよう」

以前書いた「女に別れる(続)」のエントリに、芥川龍之介の『トロツコ』の末尾近くの一節を引用した。

良平は二十六の年、妻子と一しよに東京へ出て来た。今では或雑誌社の二階に、校正の朱筆を握つてゐる。


同じ芥川に、それを受けたように始まる『百合』という作品がある。

良平は或雑誌社に校正の朱筆を握つてゐる。しかしそれは本意ではない。


ちなみに、『トロツコ』は良平8歳の時の話、『百合』は7歳の時の話となっている。

それはそれとして、今回取り上げるのは『百合』の次の部分。

金三は勿論雄弁だつた。芽は二本とも親指より太い。丈も同じやうに揃つてゐる。ああ云ふ百合は世界中にもあるまい。……
「ね、おい、良ちゃん。今直見にあゆびよう。」
金三は狡るさうに母の方を見てから、そつと良平の袖を引いた。


『日本国語大辞典』によれば、「あゆぶ」は「同行する。出かける。」意。「また、特に、遊里通いをする。」ともあるが、ここはもちろん遊里と関係のある使い方ではない。
漢字を宛てれば「歩びよう」である。どうやら「あゆむ」と関係のあることばであるらしい。

手許の国語辞典には立項されておらず、『日国』も用例として洒落本・滑稽本を引いていることから、現代語としては通常用いられないことばなのだろう。
『百合』の原文には、「あゆびよう」に圏点が打たれているから、芥川自身、それほど一般的な語とは考えていなかったのかもしれない。方言なのか、児童語なのかは良く判らないが…。

なお、「あゆぶ」の未然形に「よう」が付くと考えるのもおかしいので、ここは、「アユビヨウ」ではなくて、「アユビョウ」と読むべきだろうか。

不確実なことで、大して調べもしていないのだが…。メモみたようなものである。