続・ボブ・ディラン視聴月間(5)

The Other Side of the Mirror:Live at Newport Folk Festival を取り上げて思い出したのだが、我が家に、帯に『ライブ・イン・ニューヨーク1965』と書かれたCDがある。
20年も前のことと思うのだが、今より著作権法がかなり緩やかだった頃、海賊版に近いようなCDが合法的に売られていた。もちろん正規のCDショップではなく秋葉原の路面店などが主だったが。
恐らくLPで出ていた海賊版を、そのままCDに焼きつけたような代物だろうから、音質はそれなりのものであるのは判っていたが、1000円かそこらだったので購入したのである。
家に帰って見てみると、CDのジャケットとCD自体には、Live in Newport と書かれていた。帯も良く見ると、背の部分は「ニューポート」になっている。つまり、件のニューポート・フォーク・フェスティバルの演奏を収めたCDだったのである。

LIVE IN NEWPORT

LIVEINNEWPORT

収録曲は、以下の通り。

1.DON'T THINK TWICE IT'S ALL RIGHT
2.THE LONESOME DEATH OF HATTIE CARROLL
3.MAMA YOU BEEN ON MY MIND
4.SILVER DAGGER
5.WITH GOD ON YOUR SIDE
6.IT AIN'T ME BABY
7.ALL I REALLY WANT TO DO
8.MAGGIE'S FARM
9.LIKE A ROLLING STONE
10.IT TAKES A LOT LAUGH,IT TAKES A TRAIN TO CRY
11.IT'S ALL OVER NOW,BABY BLUE
12.MR,TAMBOURINE MAN
13.DON'T THINK TWICE,IT'S ALL RIGHT

帯とCD本体には、1~11が「LIVE IN NEWWPORT 1965」、13~14が「LIVE IN NEWCASTLE 1965」と書かれているのだが、解説を読むと(インチキくさいCDの割に、不思議なことにきちんと解説が付いている)、1~7が LIVE IN NEWYORK、8~12が LIVE IN NEWWPORT、14が LIVE IN NEWCASTLE だそうである。
問題の NEWWPORT の音源だが、The Other Side of…のDVDと比べて IT TAKES A LOT LAUGH,IT TAKES A TRAIN TO CRY が多い。この音源も、いずれブートレッグ・シリーズとして正式に発売されるのではないかとは思うけれども、それまでは、このCDの価値がないとは言えない。

附箋を剥がす(19)

直木三十五『仇討二十五話』(講談社文庫)の附箋を剥がすためのメモ。

七日の明け切れぬ中に荒木はここを立った。これから先は、道を選んで場所をこしらえるだけである。隠れているのによくて敵の逃道の無いそして味方に足がかりのいい所をを選ばなくてはならぬ。探ね探ねしながら長田川の橋を渡って五町、上野の城下小田町の三ツ辻まできた。(「鍵屋の辻」P44L16)


別段注目すべきものではないのだけれども、「「つつ」」「附箋を剥がす(6の下)」で取り上げた、同じ動詞を2度くり返して「反復」を表わす用例の追加。

読みさしのまま暫く放ってあるので、ひとまず上げておく。

続・ボブ・ディラン視聴月間(4)

The Other Side of the Mirror:Live at Newport Folk Festival
 ~ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963~1965~


ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963~1965 [DVD]

タイトル通り、1963年~1965年のニューポート・フォーク・フェスティバル出演時の映像が収められているDVD。
1963、1964年の映像も貴重なものには違いないけれども、このDVDのポイントは、何と言っても1965年の映像である。
ロック史に残る大きな事件、フォークの神様だったディランが、先ごろ1億円で落札されたエレキ・ギターを手に演奏した映像である。NO DIRECTION HOME BOB DYLAN で断片的に見ることができるものではあるけれども、これはその一部始終である。
とは言ってもバンドを従えての演奏は2曲だけ。その後、ピーター・ヤーロウの困り切ったようなトークに誘われて、フォーク・ギターを持ってステージに戻る。
ロック演奏の時には大変なブーイングが飛んでいるけれども、フォーク・ソングを歌うディランには歓声が上がっているから、ディランそのものが拒絶されたわけでもないらしい。
ともあれ、歴史的な映像である。
動くマイク・ブルームフィールドも、FROM HIS HEAD TO HIS HEART TO HIS HANDS のDVDよりはちょっとだけ多く見ることができる。

続・ボブ・ディラン視聴月間(3)

番外編めいたもの続き。

MICHAEL BLOOMFIELD
FROM HIS HEAD TO HIS HEART TO HIS HANDS
  ~スウィート・ブルースの男~ベスト&レア・トラックス~


スウィート・ブルースの男~ベスト&レア・トラックス(DVD付)

マイク・ブルームフィールドといえば、ディランのファンなら知らない人はいない…はず。まして、プロデューサーがアル・クーパーと来たら、これは聴かずにはいられない。

ディランの音源は、「CD1,tracks 6 & 7;CD3,tracks 14 & 15」と書かれているが、「CD3,tracks 14」は Spoken Intro BOB DYLAN(Live)というもので、要は、「15」の The Groom's Still Waiting at the Altar(Live)の前のMCである。また、「CD1,track 6」の Like a Rolling Stone(Instrumental)にはディランの歌は入っていない。あとの1曲は Tombstone Blues のアウトテイク。
だから、ディランのブートレグだと思って聴くと物足りないかもしれない。ディラン好きだというだけでこのCDに出費するのは躊躇するだろうが、ブルームフィールドのギターをこれだけまとめて聴けることはなかなかない。

DVDが付いているのだが、いろいろな人のインタビューが中心で、動くブルームフィールドはほとんど登場しない。そういう中身なのは判っていたからさして見る気もなく、だから輸入盤を買ったのだけれども、1度くらいは眺めておくかと思って別のことをやりながら見るともなしに見ていたら、G.E.スミスが何か喋っていた。むろん何を喋っているのかは判らない。

それにしても、パッケージがばかでかい。邪魔さ加減ではディランの "Another Self Portrait" のデラックス・エディションに匹敵する。だからそれと並べて置いてある。

香取神社(墨田区文化)

先日、ちょっとした集まりに行った時、思いのほか早く付いてしまったので、近くにあった神社に立ち寄った。

香取神社(墨田区文化)。

香取神社

狛犬。

香取神社 香取神社
香取神社 香取神社

梅の花。

香取神社 香取神社

本当はもっとたくさん咲いていたのだが、このくらいで。

(Panasonic LUMIX DMC-LX3)
[ 2014/03/19 00:01 ] 狛犬 東京/墨田 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

続・ボブ・ディラン視聴月間(2)

いきなり番外編のような、そうでもないような。
"THE 30TH ANNIVERSARY CONCERT CELEBRATION" が第二次視聴月間の切っ掛けだから、ディラン以外のアルバムに、どうしても目が、いや、耳が行ってしまうのは致し方がない。

THE O'JAYS
EMOTIONALLY YOURS~エモーショナリー・ユアーズ~


Emotionally Yours>

タイトル曲が "EMPIRE BURLESQUE" に収められるディランの楽曲だが、このアルバムにはその R&B Version と Gospel Version が収められている。
特に Gospel Version は、あのディランのぶっきらぼうで単調な歌が、どうしてこんなソウルフルな名曲に変身してしまうのか、感動を覚える。

続・ボブ・ディラン視聴月間(1)

迷った末に買ったDVD。
もっとも、買うことはもともと決めていて、単にDVDにするかBlu-rayにするか迷っただけなのだが…。僕のPCではBlu-rayが再生できないので、DVDを買うことにしたのである。

THE 30TH ANNIVERSARY CONCERT CELEBRATION
  ~ボブ・ディラン30周年記念コンサート~


ボブ・ディラン30周年記念コンサート [DVD]

ボブ・ディランのデビュー30周年を記念して錚々たるミュージシャンたちが集まって開催されたコンサートの映像を収めたものである。
開催されたのは1992年だから、もう20年以上も前のこと。今では、ルー・リードもリッチー・ヘヴンスもリヴォン・ヘルムもジョージ・ハリスンももうこの世にはいない。
当時、NHKで放映されたのを見て、あちらこちらのシーンが記憶に焼きつけられていた。
ビデオも発売されたらしいのだが、買わなかったし、たとえ買っていたところで今や再生する機器もない。YOUTUBEには動画がたくさんアップされているけれども、やはり大画面で、纏めて見られるに如くはない。
High Definition (16 x 9) ビデオ・マスターとやらで、何のことだか判らないが、とにかく画質も素晴らしく、我が家の AQUOS で見ても、ごく最近の映像に見劣りすることはない。

それで、久しぶりにディランづいて、以前やったディランの視聴月間を再びして見ようかと思ったのである。
とは言っても、ここのところ猛烈に忙しく、気力も減退しているので、それほど頻繁に更新することもないだろうし、本当に「月間」になるかどうかも、甚だ怪しい。
そもそも、今月もほぼ半分過ぎてしまっているし…。

深川神明宮あるいは幻の狛犬

深川神明宮(江東区森下)。

深川神明宮

社殿前にいる割に新しめの狛犬。

深川神明宮 深川神明宮

何が幻なのか? と言っても実はこの狛犬のことではない。

実は、神社内に併設されている神明幼稚園の園庭の片隅に、古そうな狛犬がいるのである。が、幼稚園の園庭に入り込むことはできない。
神明宮の境内から、阿行の顔だけ遠目で僅かに見ることはできるが、幼稚園に向かって望遠を向けることなどできようはずもない。
外を回り込むと…、

深川神明宮

この柵の中に、僅かに後姿を見ることができる。

深川神明宮 深川神明宮

この記事を見て、「私、あちこちの狛犬の写真を撮っている者なんですが…」などと言って幼稚園に入り込んで写真を撮ってアップしてくれる猛者が出現することを期待して、紹介しておくのである。

(SONY NEX-6 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
[ 2014/03/08 00:23 ] 狛犬 東京/江東 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△