『JAPANESE GIRL Piano Solo Live 2008』

昨日今日のBGM。

矢野顕子『JAPANESE GIRL Piano Solo Live 2008

JAPANESE GIRL - Piano Solo Live 2008 -


1. 気球にのって
2. クマ
3. 電話線
4. 津軽ツアー
5. ふなまち唄 Part II
6. 大いなる椎の木
7. へこりぷたあ
8. 風太
9. 丘を越えて
10. ふなまち唄 Part I


タイトルと曲目から判る通り、矢野顕子のデビュー・アルバム『JAPANESE GIRL』をピアノの弾き語りで再現したライヴ音源である。
このライヴ、わが墨田区の誇る、すみだトリフォニー・ホールで行なわれたものなのだが、残念ながら行けなかった。
iTunesでは聴くことができたらしいのだが、音楽配信にはどうにも興味が沸かないから縁がなかった。それが、漸くCDとして発売されたので、早々に購入した。

名作のセルフ・カバーなど、期待外れに終わるのが定番だけれども、これは完全にリメイクされて、オリジナルとは別の世界を作り出している。
矢野顕子は歌い方が嫌い、生理的に受け付けない、という人には断じて勧められないのだけれども、そういう偏見を持っていないのであれば、聴いてみる価値はある。
[ 2014/11/29 00:05 ] 音楽・映像 邦楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

鮫洲八幡神社(品川区東大井)

ずいぶん前に鮫洲に行ったことを書いたままになっていたのだけれども…。

鮫洲八幡神社(品川区東大井)。

鮫洲八幡神社

ここには、素晴らしい狛犬がいる。

まずは、昭和16年(1941)。

鮫洲八幡神社 鮫洲八幡神社
鮫洲八幡神社 鮫洲八幡神社

続いて、嘉永2年(1849)製、石工・飯嶋吉六。

鮫洲八幡神社 鮫洲八幡神社
鮫洲八幡神社 鮫洲八幡神社
鮫洲八幡神社 鮫洲八幡神社

人品の良いご老人が話しかけて来て、ずいぶんと狛犬自慢をされていた。
神主さんには見えないからきっとご近所の方なんだろう、と思っていたら、鮫洲商店街振興組合理事長の千代田さんだった。
狛犬についての薀蓄には、若干の疑義がないわけではないけれども、3対3様でそれぞれ素晴らしいものであることは疑いを容れない。

その3対目、一番社殿よりにある狛犬。製造年を記録し忘れた…か、記載されていなかったかの記憶がない。

鮫洲八幡神社 鮫洲八幡神社

神社の裏手にあった、ミシシッピアカミミガメのいた池。

鮫洲八幡神社

(SONY NEX-6 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS & Carl Zeiss Planar T*50mm F1.4)
[ 2014/11/23 23:45 ] 狛犬 東京/品川 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

うさぎ児童遊園(江戸川区北小岩)

小岩駅近くを歩いていると、総武線の線路下のところどころに児童公園があった。
そのうちのひとつ。

キリンぶらんこ。

うさぎ児童遊園

が、この公園の名前は「うさぎ児童遊園」。

うさぎ児童遊園

このうさぎが命名の由来かと思いきや…。

うさぎ児童遊園

こんな巨大なうさぎすべり台、かなり珍しいのではないかと思って取り上げてみた。

(SONY NEX-6 + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
[ 2014/11/08 23:45 ] 旅・散策 公園 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

『当世もののけ生態学』

最近、どうも妖怪に取り憑かれているらしい人をちらほら見かけるので、思い出して取り出して来た本。

別役実『当世もののけ生態学』

当世もののけ生態学

残念ながら絶版だが、現在では『もののけづくし』として文庫化されているようだ。文庫化に当って改訂があったかどうかは判らない。

さて、本書の内容だが、刊行当時に書かれた紹介文に尽きていると思われるので、それを転載して責を塞ぐことにする。

近代科学においていかがわしいものとして無視されてきた妖怪変化を、近代科学就中生物学の中に位置付けて体系的に研究する「もののけ生態学」の草分けであり泰斗である著者の最新の著作である。
序文において示される、近代科学が反妖怪変化的である立場を取らなければならなかったのが錬金術などから発展した近代科学の生い立ちに起因するとする論述は、多大な説得力を持つ。また、近代科学が妖怪変化的なものを切り捨てたままにしておくことによって、かつて妖怪変化のたぐいが近代科学によって排除されたように、今度は近代科学がいかがわしいものとして排除されてしまいかねないという警鐘も傾聴に値する。
本書には29種の「もののけ」が取り上げられ、その生態が詳細に記述されている。一般には知られていないものや、知られていてもそれが「もののけ」とは認知されていないものも少なからず含まれており、読者の裨益するところ甚だ大と言えよう。
さらに、知名度の高い「もののけ」についても、誤解され易いところが詳細にかつ理解しやすく説明されている。
一例を上げれば、冒頭に取り上げられている「ろくろっくび」である。言うまでもなく首が伸びることで知られる妖怪だが、見顕屋(みあらわしや)の「ややっ、首が伸びたぞ。さてはろくろっくびだな」という台詞における「さては」に著目して、首が伸びたことが即ろくろっくびだと断定する根拠にはならないことを、現在の妖怪学における「見顕学」を絡めて解説している。浅学の筆者は、「見顕学」というものがあることを本書で初めて教えられたのだが、これも著者の深い造詣を以てして成しえた考察だと言えるだろう。
その外、当連盟の指定する天然記念物怪3種も一章を宛てて取り上げられており、「もののけ」の現状を知るに最適の書であること、疑いの余地はない。
「もののけ」に興味のある人はもとよりのこととして、「もののけ」が非科学的な迷信だと誤解している諸氏に、特に強く本書をお勧めしたい。


IUCY(国際妖怪保護連盟)の『会誌』(1994年1月号)に掲載された匿名氏によるものである。

訃報・小町谷照彦

東京学芸大名誉教授、小町谷照彦さん死去

小町谷照彦さん(こまちや・てるひこ=東京学芸大名誉教授)が10月31日、胃がんで死去、78歳。通夜は5日午後6時、葬儀は6日午前10時から東京都八王子市元横山町2の14の19のこすもす斎場第1式場で。喪主は妻新子(しんこ)さん。
専門は平安時代の文学。著書に「源氏物語の歌ことば表現」「古今和歌集と歌ことば表現」など。


僕は散文型人間で、和歌はとんと苦手なのだけれども、学生時代にはそうも言ってはいられず少しは勉強をした。
当時旺文社から出ていた文庫版『古今和歌集』が、実に良い教科書になった。限られたスペースの中に、修辞の説明や必要な注が凝縮されていた。僕がそれをどれだけ吸収できたかはすこぶる疑問だが、歌集を初めから終いまで読み通したのはこれが最初で最後である。
その『古今和歌集』の訳注者が小町谷氏である。それ以上の関係はないのだけれども、僕にっては思い入れのある方だと、言えないこともない。