「立田川」

日本人人気実力力士が次々に引退し、角界を外国出身力士が席巻するようになった頃から、豪快な相撲を取るのは彼ら外国出身力士ばかりで、日本人力士はといえば叩けば落ちるような単調な相撲ばかりが目立つようになって行った。
それで、大相撲を見ることもほとんど無くなっていたのだが、豊真将だけは気になる力士だった。師匠譲りの相撲は、勝っても負けても見ていて気持ちが良かった。

元小結・豊真将が引退…年寄「立田川」を襲名

元小結豊真将(33)(本名・山本洋介、山口県出身、錣山部屋)が16日、日本相撲協会に引退届を提出し、年寄「立田川」襲名が承認された。
右膝の故障が完治せず、現役続行を断念。記者会見では涙を流しながら、「最後まで自分の相撲は取り切れた。悔いはない」と語った。
日大を中退後の2004年春場所初土俵。06年夏場所で新入幕を果たし、11年九州場所で新小結に昇進した。誠実な土俵態度や所作の美しさに定評がある人気力士だったが、昨年名古屋場所で右膝を痛めてから休場が続き、今場所は幕下東7枚目に落ちていた。幕内在位46場所、敢闘賞5度、技能賞を2度受賞。


最近、相撲人気が復活して来た中、実に残念なニュースだった。今、幕内に在位していれば、擡頭して来た若手力士たちとの間に、手に汗握る攻防が繰り広げられていたのに違いない。

なお、引退後に襲名した「立田川」は、百人一首にも採られた在原業平の名歌「千早振る神代も聞かずたつた川からくれなゐに水くぐるとは」にも詠まれた、由緒ある名跡である。(…
[ 2015/01/17 08:58 ] | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

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