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「活動」

オノマトペにはずいぶんと人気があって、それに関する研究は多数あるのだけれども、個人的にそれほど興味が沸かないので詳しくは判らない。
だから、これがどんなふうに考えられているのかはまったく知らないのだけれども、漱石の『こゝろ』を読み返していて眼に止まった事例をメモしておく。

私は東京の事を考へた。さうして漲る心臓の血潮の奥に、活動々々と打ちつゞける鼓動を聞いた。不思議にも其鼓動の音が、ある微妙な意識状態から、先生の力で強められてゐるやうに感じた。(二十三、新書版全集、P50)


退屈な田舎の生活の中で刺激的な東京を思って胸が高鳴るという場面で、心臓の鼓動を「活動」と形容すると同時に、「カツドウ、カツドウ」という擬音として聞き做しているものと思しい。
こういう事例に出会うと、オノマトペもなかなか面白いと感じないでものでもない。

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