阿川弘之

作家の阿川弘之さんが死去 文化勲章受章者

「山本五十六」など文学性に満ちた戦争小説で知られる作家で、文化勲章受章者の阿川弘之(あがわ・ひろゆき)さんが3日午後10時33分、老衰のため都内の病院で死去した。94歳だった。偲ぶ会を行うが日取りなどは未定。

 広島市生まれ。1942年に東京帝大(現東大)国文科を繰り上げ卒業後、予備学生として海軍に入隊。士官として通信諜報(ちょうほう)の任務につく。中国・漢口で終戦を迎え、帰国後は志賀直哉に師事して小説を執筆。自らの体験をもとに、海軍予備学生たちの青春を端正な筆致でつづった「春の城」(52年、読売文学賞)で作家としての地位を確立した。(日本経済新聞)


「第三の新人」の一人…と言っても、個人的には遠藤周作は読んだけれども、阿川弘之はほとんど読んだことがない。
けれども、当ブログにご来訪されている諸兄が阿川作品の読者かどうかは判らないけれども、そうでなかったとしても、『きかんしゃやえもん』の作者だと言えば、知らない人はいないだろうと思う。
まったく知らなかったのだが、無類の鉄道マニアだったんだとか。

ところで、昔々、遠藤周作とごく親しかった方から伺った話。
園遊会か何か、阿川が遠藤と一緒に出席した時のこと、当時の皇太子殿下(現天皇陛下)に声を掛けられて、遠藤が「はあ、はあ」と適当に答えていると、阿川に、「『はあ』とは何事だ、『はい』と言え」と怒られて、仕方なく「はい、はい」に答えを切り替えた。
その後阿川が酔っ払ってしまって、次に皇太子殿下が回って来た時には、「皇太子さんよう!」と言って肩を叩いたのを見て遠藤が唖然とした、という。
もっとも、遠藤の話の又聞きのうろ覚えだから、脚色や記憶違いがあるだろうとは思う。だからこれを、根拠ある出典として何事かに使用すること勿れ。

コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hoshinahouse.blog101.fc2.com/tb.php/1059-82b953af