ジャケ買いすべきCDなど

僕は実際には「ジャケ買い」を滅多にしない。ジャケ買いをして当たれば良いが、外れた時のショックは大きい。
お金も勿体ないし、つまらない音楽を聴いている時間も勿体ない。だから、たぶん外れはないだろう、という確信がある程度持てるものを買うようになる。とはいえ、それでも外れはあるわけだが。

世間には「ジャケ買い」を旨とするチャレンジャーも少なからずいるわけで、そういう方々に対して敬意を表するのは吝かでない。が、僕のように、そこまで豪傑になり切れない人も多いだろう。
そこで、僕の経験上、ジャケ買いしてもそう損はない、というものを紹介する。もっとも、そういう保険の元に買うことをジャケ買いとは言わないが…。それに、これはあくまでも僕の感性で、ほかの人の感性と合うかどうかは、保証の限りではない。

KING CRIMSON "In the Court of the Crimson King"
  ~キング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』~

クリムゾン・キングの宮殿

あまりにも定番だが…。
以前紹介した『ディキシー・チキン』や『英吉利の薔薇』もかなり強烈だが、このジャケットのインパクトの強さはそれらを凌駕する。
今はCDになっているが、発売当初は当然LPで、ジャケットも30cm四方の大きさ。架蔵はしていないが、中古で割に良く見掛ける。
僕はCDを見てからLPを見ているので「一寸吃驚」程度だけれど、発売当時、いきなりLPを見たら、とてつもなく衝撃を受けたのではないか。

BJORK "Homogenic"
  ~ビョーク『ホモジェニック』~

ホモジェニック

僕の持っているCDの中では、これが世間一般に言う「ジャケ買い」に一番近い買い方をしたものだと思う。名の知れたアルバムらしいのは判ったが、どんなジャンルかも知らずに買った。聞いてかなりの衝撃を受けて、アルバムを全部揃えた(と言っても大した数はないが)。個人的には『デビュー』の方が好きだが、これも良い。

NIRVANA "Nevermind"
  ~ニルヴァーナ『ネヴァー・マインド』~

ネヴァーマインド

俗悪だけれど、やはりインパクトはある。とにかく騒々しい音を聴きたい人にお薦め。本当は、じっくり聴くと良い曲が多いのだが。

FACES "Ooh La La"
  ~フェイセズ『ウー・ラ・ラ』~

ウー・ラ・ラ

LPの時にはジャケットの中紙を動かすと目が動く仕掛けがされていたらしい。紙ジャケのCDではそれが再現されているらしいが、僕の持っているCDはただの印刷である。それでも十分変なジャケット。ロッド・スチュワートがソロで忙しくなって、ちょっと手を抜いた感はあるものの、Seven Days と並ぶロニー・ウッドの代表作と言っても良いタイトル曲が素晴らしい。

PINK FLOYD "Atom Heart Mother"
  ~ピンク・フロイド『原子心母』~

原子心母

何だか良く判らないけど、牛ですよ。

BOB DYLAN "Nashville Skyline"
  ~ボブ・ディラン『ナッシュビル・スカイライン』~

ナッシュヴィル・スカイライン

何でこれが「ジャケ買い」云々なのか? さして驚くべきジャケットではない。と、言うよりも、むしろふつうである。ディランがにっこり笑ってこっちを見ているだけ。
が、ディランのファンならわかるだろうが、これがなかなかないことなのだ。カメラ嫌いらしく、カメラから目を背けて不機嫌そうな顔をしている写真がほとんど。50枚以上あるオフィシャルのアルバムのジャケットで、ディランが笑ってこっちを見ているのは今のところこれだけ。
[ 2010/12/10 14:41 ] 音楽・映像 洋楽 | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

No title

キング・クリムゾンといえば、キング・クリムゾン弁当。
弁当箱開けてこれが出てきたらとてもイヤ。

http://blogs.yahoo.co.jp/morebouns/41414936.html

ジャケットの仕掛けというと、ストーンズのアンダーカヴァーっつうのがありまして、全裸の女性の股間に三角形のシールが貼ってあったんです。
友達が持ってたんで、はがそうとしたら、怒られました。
その下に何があったのか、いまだにわかりません。

ヘアヌードなんて存在しない古き良き時代の話です。
[ 2010/12/10 15:28 ] [ 編集 ]

Re: No title

> キング・クリムゾンといえば、キング・クリムゾン弁当。

子供は喜ぶんだろうか??? それよりクリムゾン判るんだろうか?

> ジャケットの仕掛けというと、ストーンズのアンダーカヴァーっつうのがありまして、

僕のうっすらとした記憶だと、国内版はシールじゃなくて印刷だったような気がしますが、記憶違いかも。
当時洋楽ブームで、Undercover Of The Nightはけっこう流行りましたな。
ジャケットの仕掛けで有名なところでは、アンディ・ウォーホールが手掛けた『ヴェルベット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』がありますね。
軸のところにPeel Slowly and Seeと書いてあるバナナのシールを剥がすと、ピンク色のバナナの実が出て来るというもの。僕の持っているCDは印刷ですが。
[ 2010/12/11 21:20 ] [ 編集 ]

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