読書感想文の書き方(5)

読書感想文の書き方(1)
読書感想文の書き方(2)
読書感想文の書き方(3)
読書感想文の書き方(4)」の続き。

ひとまず、ここまで書いた文を読書感想文らしい文体にする。

 坊っちゃんは、東京から四国の中学校に行って先生になりました。四国に行って、中学校の先生たちにあだ名をつけたところが楽しかったです。
 校長は目が大きくて狸のようだから狸、教頭はいつも赤いシャツを着ているから赤シャツ吉川は芸人風だからのだいこ、堀田はいがぐり坊主だから山嵐、古賀はいつも蒼い顔をしているからうらなりです。
 あだ名を聞いただけで、その人たちの顔や恰好が頭に浮かんで来て、これからどんなお話になるのかが楽しみになりました。
 赤シャツは、坊っちゃんには蕎麦屋や団子屋にも入ってはいけないなどとえらそうなことを言っているくせに、自分では芸者と遊んだり、マドンナという女の人を横取りするために、もともとマドンナと結婚の約束があったうらなりを九州の学校に転勤させたりして、勝手なことばかりしています。 のだいこは、赤シャツにお世辞ばかり言っていて、いつもいっしょにいます。
 山嵐は、赤シャツに遠慮しないで正しいことを言うので、赤シャツは山嵐をやめさせようとして、新聞にうその記事を書かせたりします。ずいぶんひどいと思いました。
 一番おもしろかったのは、坊っちゃんが山嵐といっしょに赤シャツとのだいこをこらしめたところです。 八日も見張っていて、二人を待ち伏せして、赤シャツとのだいこをこらしめました。
 坊ちゃんはのだいこの顔に、持っていた玉子をぶつけました。山嵐は赤シャツをぽかぽかなぐりました。
 坊ちゃんは、赤シャツから山嵐に気をつけるように言われて口も利かなくなりますが、それが間違いだとわかるとすぐに仲直りします。それから、給料を上げると言われたのに、山嵐をやめさせる代わりだとわかって断りました。辞表を出せと言われたのは山嵐だけなのに、義理が大切だから自分もやめると言いました。理屈がわからないことはきっぱりと断るのがいさぎよいと思います。
 坊っちゃんがまっすぐな心を持っているところが気持ちいいと思いました。



一旦、提出用ではない原稿用紙に下書きしてみる。このままだと、6行ほどオーバーするようだ。長ければ、潔く削るまでである。
ただ削っただけでは、文章が通らなくなったりするので、足したり引いたり、ここが結構大変なところである。
その大変なところを、ブログで再現するのは不可能なので、申し訳ないが割愛する。

で、こんなふうに仕上げてみた。

     『坊っちゃん』を読んで
 東京から四国の中学校に行って先生になった坊っちゃんは、中学校の先生たちにあだ名をつけました。校長は目が大きく狸のようだから狸、教頭はいつも赤いシャツを着ているから赤シャツ、吉川は芸人風だからのだいこ、堀田はいがぐり坊主だから山あらし、古賀はいつも青い顔をしているからうらなりです。
 あだ名を聞いただけで、その人たちの顔や格好が頭に浮かんで来て、これからどんなお話になるのかがとても楽しみになりました。
 このお話の中で一番おもしろかったのは、坊っちゃんが山あらしといっしょに赤シャツとのだいこをこらしめたところです。
 赤シャツは、遠りょをしないで正しいことを言う山あらしがじゃまなので、学校をやめさせるために新聞にうその記事を書かせたり、ずいぶんひどいことをします。
 それに、坊っちゃんにはそば屋や団子屋に入ってはいけないなどとえらそうなことを言っているくせに、自分では芸者と遊んだり、マドンナという女の人をうらなりから横取りしたり、勝手なことばかりしています。
 坊っちゃんと山あらしは、何日も待ち伏せをして、ようやく赤シャツとのだいこをこらしめました。坊っちゃんはのだいこの顔に、持っていた玉子をぶつけ、山あらしは赤シャツをぽかぽかなぐりました。
 坊っちゃんは、理屈がわからないことはきっぱりと断るまっすぐな心を持っていると思います。赤シャツから山あらしに気をつけるように言われて山あらしと口をきかなくなりますが、間違いだとわかるとすぐに仲直りします。給料を上げると言われたのに、山あらしをやめさせる代わりだとわかると断ります。山あらしが学校をやめさせられる時、義理が大切だから自分もやめると言います。
 そういう間違ったことを許さない坊っちゃんは、とても気持ちのいい人だと思いました。


今頃になって、小学校で習いそうもない漢字がずいぶん入っているのに気がついたので、かなに開いてみた。まだ、習わない漢字が混じっているだろうが、調べる気力が残ってない。

思ったより大した出来ではないのが遺憾であるが、小学生の宿題だとしたらまずまずこんなものだろう。
だからと言って、これをそのままコピペして、宿題一丁上がり、ということは決してしないでいただきたい。
重要なのは、書いた内容より、書くプロセスなのである。
世のお父さんお母さん、手抜きをしても、それでは子供のためにならないのですぞ。

以上、近々やって来るに違いない娘のための予行演習として書いた。

【12月19日追記】
原稿用紙バージョンを追加。

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