似而非DTP講座(その2・書式設定)

まず、書式を決める。
どんなものを造る時でもすべて同じ書式、というわけには行かないので、一概には言えないのだが、自分の造りたい本のイメージに近い本を探して、その版面を実測してみると良い。紙の大きさ、印刷面が縦**cm、横**cm、**字x**行、というようなことである。ただし、紙の大きさは、書籍を作る際に断裁されるので、Word での書式設定の時には、厳密には意味がない。A5判とかB6判とか、おおよその大きさが判っていれば問題ない。そこから計算して余白を決めて、印刷面の大きさがほぼ一致すれば良いわけである。

ここでは、A5判の一般的な国文学の学術書(これがそもそも「一般的」ではないが)の版下を造ってみる。
52字×18行程度が一般的である(いや、ふつうの人は、そんな本は見ない)。

まずは「ページ設定」から。

「用紙」でサイズを選択する。
ページ設定・用紙

次に、「文字数と行数」に移動、「縦書き」のラジオボタンをチェック。
ページ設定・文字数と行数

続いて、「余白」。印刷の向きで「縦書き」を選択、その後、余白を設定する。余白を設定してから印刷の向きを変えると、余白がずれるので、必ず印刷の向きを先に設定のこと。
ページ設定・余白

再び「文字数と行数」に移動。「フォントの設定」をクリック。
ページ設定・文字数と行数

「文字サイズ」を設定。ふつう、9ポイントで印刷されていることが多いのだが、ここで9ポイントに設定すると、心持ち小さい印象になる。とはいえ10ポイントでは心持ち大きい。選択できるポイントは9-10-10.5しかないのだが…、と思うと、文字サイズは手入力もできて、0.5ポイント単位で設定することが可能である。そこで、「9.5」と入力。
ただし、文字サイズは好みだから、かならずしもこのポイントでなければならないということはない。
フォントの設定

「OK」を押して「文字数と行数」に戻る。
「文字数と行数を指定する」をチェック、文字数を52、行数を18に設定。
なお、いずれ述べるが、行数の設定は、実はそんなに意味があるわけではない。
フォントの設定

これでひとまず、文字を入力できる状態にはなった。ここまでは、何の変哲もない word のページ設定である。

コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hoshinahouse.blog101.fc2.com/tb.php/215-b61b4789