『国語学原論』

時枝誠記『国語学原論』
国語学原論〈上〉 (岩波文庫)   国語学原論 下 (岩波文庫)
曲り角の日本語』を読んで、こんなものが文庫になっていたことを初めて知った。2007年初版で既に3版。岩波文庫の新刊はかなりチェックしているつもりだったのだが、見落としていた。赤版ならもっと気にしているんだが、青版は馴染が薄いので…。

本書の元本は、学生時代…と言えばふた昔以上も前だが、「言語過程説」ということばの響きが何だかカッコ良くて、それが何かも判らないままに古書を購入した。

が、時枝を読むのなら、その前にソシュールを読まずばなるまい、などと気取っているまま、長いこと積ん読に止まっていた。それではいかん、と一念発起、と言ってもソシュールは諦めて、この書を読んだのは間違いないのだが、まるっきり覚えていない。そしてその本は、たぶん実家に眠ったままである。

時枝理論を掻い摘んで説明しているものはままあるので、断片的に知識はあって、それで良いような気になってしまっていたのだが、文庫になっているのなら改めて読み直してみようと思って購入した。

「購入した」という段階で書いているのは、読了する自信が強くは持てないのと、読了したところで真っ当な紹介はできまいと思うからである。

僕のように、この本が出たことを知らない人がいたら、と思って書いてみたまでである。

Comment

わたしは、もうこの本を買って30年。未だに本棚から取り出したことがございません。
ほかにも山田孝雄、森重敏、亀井孝、etc・・・そうそうたるメンバーが我が家の書棚では休息を取っていらっしゃいます。
おっと・・・ソシュールもね。もちろん訳本だけれども・・・
[ 2011/06/14 22:53 ] [ 編集 ]

Re: 三友亭主人さん

学生時代、神保町の古本屋街が通学路のようなものだったので、ちょっと気になった本を買っては読まず…また買っては読まず…またまた買って、たまにはちょっと読んでみて…という生活を送っていました。
ですので、読まずに眠っている本の数は人後に落ちず…。

全然関係ないんですが、山田孝雄をヤマダタカオと読む人がいると周りで笑点のテーマを合唱する、というのが流行ったことがあります…って、異常に狭い範囲での話ですが…。
[ 2011/06/14 23:36 ] [ 編集 ]

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