寒くない夏

8月に入って、夏も折り返し、とまでは行かないが、心配された電力事情も、今のところは何とかなっている。
業界や施設によっては大変なところもあるようだし、思っていたより暑くない、という理由も大きいのだろうが、ともあれ何よりである。

僕が、ここまでの夏をひとことで総括すると、「寒くない」ということである。書き間違いではない。「暑くない」ではなく、「寒くない」のである。
前にも書いたが、僕はエアコンの風が苦手である。28度に設定されていても、風が直撃すると、大抵寒い思いをする。
だから、冷房が効き過ぎている場所にいると、寒い。電車に乗っていても寒いし、喫茶店にいても寒い。
とは言っても、特別に寒がりなわけではなく、冬は逆に、あまり暖房を使わない。学生時代、さすがに寒いと思って寒暖計を見たら、室温が2℃だったことすらあるくらいである。
でも、夏は毎年寒い。室温を上げられれば良いのだが、外出先で空調をコントロールできることは少ない。仮にある程度僕の我が儘が通るとしても、隣で汗だくになっている人がいたら、室温を上げろとは言い難い。
だから、僕は出掛ける時、寒いところに入らない確証がない限り、猛暑日であっても、大抵長袖である。

それが、今年の夏は寒くない。別に厚着をしているわけではない。むしろ、例年より薄着である。
電車に乗れば、「節電のため、空調の温度を上げております」とアナウンスしているし、店に入れば、「節電にて営業中」だ。そして、それに対して、「申し訳ありません」とか「ご理解をお願いいたします」とかいうことになる。
が、僕にとってはまったく申し訳なくない。それに、喫茶店で長時間坐っていても、「暑いな、この店!」などと言っている人にはお目に掛からない。明らかに、例年より温度は高いのに、である。

思うに、どこもかしこも空調を抑えているから、それほど暑くは感じないのではないか。
暑いとか寒いとかは、比較の問題だから、25℃のところから28℃のところに行けば、暑いと感じるけれども、32℃のところから同じ28℃のところに行けば、そこそこ涼しく感じるものである。
店の中は、外よりは涼しい。電車の中は、ホームよりは涼しい。…。

そんなふうにして、寒さを耐え忍ばなければならない猛暑がなくなれば、こんな難有いことはない。
まぁ、電力事情が好転すれば、元に戻っちゃうんだろうけど…。
[ 2011/08/01 23:18 ] | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

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