読書感想文の書き方・その2(3)

承前

どんなお話かがあらあら纏められたところで、初めて次の質問をする。

「どこが面白かった?」

山ねこが、「"山ねこ、おことわり"とはかいてなかったですよ」というところ。


「どう面白かった?」

ここが、重要である。面白かったところが「どこか」というだけでは、「~するところがおもしろかったです」で終わってしまう。
どこが面白かったかだけではなくて、何故、どういうふうに面白かったかを、導き出す必要がある。
もちろん、面白いと思った理由をことばにするのは難しい。いろいろ話をしながら、子供と一緒になって、ポイントになることばを繋げて行くことが肝心である。
子供にあれこれ考えさせても、感想文として纏まること、纏まらないことがあるが、そんなことは気にしないで、いろいろ引き出してやるのである。

もし自分が運転手さんで、お客さんが山ねこになっていたらどう思う?

びっくりする。きっとタクシーからにげだしちゃう。


松井さんはどうした?

びっくりしたけど、タクシーをとめて、山ねこに「おりてくださいよ」といった。


山ねこは、「"山ねこ、おことわり"とはかいてなかった」と言ったけど、どう思う?

ふつう、山ねこはタクシーにのらない。だから、そんなことかいてあるわけがない。


そこで、面白かった理由を纏めると、こんなところになるだろう。

ふつう、山ねこはタクシーにのらない。だからタクシーに「山ねこ、おことわり」とかいてあるわけがない。
でも、山ねこが「"山ねこ、おことわり"とはかいてなかったですよ」というと、まついさんも、「それは、まあ、そうだ」とおもってしまうところがおもしろかった。


続く

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