"Bob Dylan In Concert: Brandeis University 1963"

昨秋、ボブ・ディランの『ザ・ブートレッグ・シリーズ第9集:ザ・ウィットマーク・デモ』と『ボブ・ディラン・モノ・ボックス』の同時購入で、ディランの未発表のライブ音源のCDをプレゼントするというキャンペーンをやっていた。
僕は、『ウィットマーク・デモ』は買ったが、『モノ・ボックス』は、何もわざわざモノラルのCDを買って、家にあるステレオの機器で聴くこともなかろうと思って、買わなかった。

買わなかった理由は、ほかにもある。実際には、こちらの理由の方がより大きい。
卑しくもマニアの端くれである以上、未発表音源に興味がないわけではない。現に、"Love And Theft" の時の特典("Historical Recordings")は、入手している。ただしこの時は、アルバムに付いている応募券を送って抽選、というものだった。アルバムは、どうせ買うわけだし、それに加えて掛かるのは応募券の送料くらいである。
それに対して、『モノ・ボックス』は、9枚組だけに18900円もする。ディランの未発表音源など、山のようにあっていくらでも出て来るので、どれほど貴重かは知らないが、特典1つのために、そんな出費はできなかったのである。

が、全然気づかずにいたのだが、その時の特典が、何時の間にか商品化されていた。

BOB DYLAN "Bob Dylan In Concert: Brandeis University 1963"
  ~ボブ・ディラン『ボブ・ディラン・イン・コンサート:ブランダイス・ユニヴァーシティ1963』~


ボブ・ディラン・イン・コンサート:ブランダイス・ユニヴァーシティ1963

前述のとおり、僕は『モノ・ボックス』を買ったりはしなかったので、別段文句を言う筋合いではないのだが、特典のために、痛い出費を強いられたファンは少なくなかったろう。
ファンを特典で釣って大枚を叩かせた揚句、1年も経たないうちにそれを商品化するのは、商道徳的に如何なものなのか?

と、いうわけで、釈然としない気分は残るものの、マニアの端くれとしては買わずにはいられない。
それで、これが今日のBGM。

むろん、マニアでなければ買うほどのものではない。どうせ買うなら、"Blonde on Blonde" にでもするが良い。

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