ボブ・ディラン視聴月間(4)

今日のボブ・ディラン。

ジョン・ウェズリー・ハーディング ナッシュヴィル・スカイライン セルフ・ポートレイト 新しい夜明け

1966年7月にモーターバイクの転倒事故で大怪我を負ったディランは、それから暫くの間引き籠って人前に出なくなる。その低迷期のアルバムたち。

JOHN WESLEY HARDING~ジョン・ウェズリー・ハーディング~(1967年)
ジミ・ヘンドリクスがカヴァーした、All Along the Watchtower(見張り塔からずっと)が収められていることで有名なアルバム。また、The Wicked Messenger(悪意の死者)は、若かりし頃のロッド・スチュワートがフェイセズでカヴァーしている。
なお、どうでも良いことだが、I Am a Lonesome Hobo(おれはさびしいホーボー)は、同じくロッドがカヴァーしたOnly a Hobo(オンリー・ア・ホーボー)とは別の曲。

NASHVILLE SKYLINE~ナッシュヴィル・スカイライン~(1969年)
Girl from the North Country(北国の少女)は、『フリー・ホイーリン・ボブ・ディラン』に収められていた曲だが、それをジョニー・キャッシュとのデュエットで再録している。
ディランがキレイな声で歌っていることと、カメラに向かって笑顔を見せていることは謎である。特にディランの笑顔なんて、眉毛のあるコアラのマーチよりも珍しい。

SELF PORTRAIT~セルフ・ポートレイト~(1970年)
"All the tired horses in the sun. How'm I s'posed to get any ridin' done. Hmm."(日なたのウマたちみんな疲れている。どうやって どれに乗ったらいいのだろうか。フム……)という歌詞を、女声コーラスが30回以上くり返すだけのALL THE TIRED HORSES(オール・ザ・タイアード・ホーシズ)から始まる、何と評したら良いのか苦しむアルバム。
大半がカヴァー曲だし、そのテンションで"How does it feel"と聞かれても…というような、何だかやる気の感じられないライヴ音源も混じっているし…。しかも、LPでは2枚組だった。
ただし、DAYS OF '49(デイズ・オブ・フォーティ・ナイン)のような、力の入った曲も、中にはある。

NEW MORNING~新しい夜明~(1970年)
ジョージ・ハリスンやオリビア・ニュートン・ジョンがカヴァーした、IF NOT FOR YOU(イフ・ナット・フォー・ユー)収録。
ディランと言えば、哲学的で難解な詩のイメージが強いが、このアルバムには何だか甘ったるいものが多い。
このアルバム、当初はザ・バーズと一緒に録音するはずだったのが、その話が冗談だと思い込んだバーズのメンバーがスタジオに現れず、急遽別のミュージシャンを集めて録音したらしい。何ともいい加減な…。

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