「駄弁る」

「駄弁る(だべる)」ということばがある。
意味は、読んで字の如く、『日本国語大辞典』に、

(「だべん(駄弁)」を動詞化したもの)駄弁を弄する。余計なおしゃべりをする。


とあるとおりである。
『新明解国語辞典』には俗語として扱われているし、割に最近の若者言葉(と言っても、僕が若い頃…そんなに最近でもない)と思っていた。

それが、意外に古く、幸田文の『笛』という小説に使われていた。

そのときもはじめは、彼が私をからかって駄弁っていたのです。「君はどうしてそういつもいつも、自分の名のことで文句ばかり云うんだろうなあ」といった調子でした。


昭和32年(1957)年、今から50年以上前の作品。しかも、それほど「俗」な文脈でもない。

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