兎の数え方

中学校の時、国語の先生が、生徒を次々に指名して、いろいろな物の数え方を答えさせていた。
何故、中学生にまでなってそんなことをやっていたのかはまったく記憶にないのだが、とにかく中学の国語の授業だったのは間違いない。

 先生「猫」
 生徒A「疋!」
 先生「鉛筆」
 生徒B「本!」
 先生「象」
 生徒C「頭(とう)!」
  …

というような具合に続いて来て、僕の番になる。

 先生「兎」
 僕「羽(わ)!」
 先生「えぇ~?! 兎だよ~!」
 僕「羽だよ、羽!」
 先生「え~?!」

幸いなことに、僕に同調してくれる級友が何人かいて、その場は先生も「調べとく」で矛を収めたのだが、その後、この話題が蒸し返されることはなかった…。

兎の耳が鳥の羽のようだからとも、兎肉を食べるのを憚って鶏肉と偽ったためだとも言われるが、兎を「羽」と数えることはどちらかと言えば常識に属する事柄だから、それ自体は殊更に取り上げるに値する知識ではない。
単に、昨日も取り上げた大仏次郎の『幻燈』を読んでいて目にした一節から、ふと昔のことを思い出しただけである。

「兎を捨てて行くんだって?」
「そうでさあ」
と、男は無感動な様子で答えた。
「うっちゃって行くんですよ。何疋もね」
兎を算えるのに、昔からの称え方で鳥のように二羽三羽というものを何疋といったところに、その男が兎を知らないのだし、興味もないのだとわかった。(町なか)


わざわざ兎をだしてきたら、「匹」と答えさせて、「ブー、羽でした~」とするのが普通ですよね。
中国語の助数詞がまた難しくて、牛=頭 馬=匹 豚=口 犬=条 猫=只だそうです。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0411&f=column_0411_005.shtml
[ 2012/08/31 03:47 ] [ 編集 ]

Re: 中川@やたナビ さん

> 中国語の助数詞がまた難しくて、牛=頭 馬=匹 豚=口 犬=条 猫=只だそうです。

たしかに、複雑ですね。
日本語でも「疋」と「頭」をどこで線引きするかなど、個々にはかなり難しいですけど…。
[ 2012/08/31 07:17 ] [ 編集 ]

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