『大どろぼうホッツェンプロッツ』

プロイスラー『大どろぼうホッツェンプロッツ』

大どろぼうホッツェンプロッツ

娘の本棚にあるこの本の奥付を見ると、発行年が1975年になっている。そんな古いものだが、古本を買ったわけではない。歴とした新刊書籍を購入したのである。ただし35年前に。
もちろん、そんな昔に僕が娘のために買ったわけはない。それどころか、僕が自分で買ったものですらない。これは、僕の親が、僕のために買ってくれた本である。それが今、娘の本棚にある。

ホッツェンプロッツは新聞にその名が出ない日はないほどの恐ろしい大どろぼう。そのホッツェンプロッツをカスパールとゼッペルの少年2人が捕まえようと大活躍するお話。
恐ろしい大どろぼうの割には、盗み出したのがカスパールのおばあさんのコーヒー挽きだったり、手にしている武器がコショウピストルだったりと、何とも憎めないキャラクターで愛嬌がある。
大悪党の魔法使いが出て来たり美しい妖精が出て来たり、盛りだくさんで理屈抜きに楽しい。

娘は(最近はさすがに読まないが)小学校に入る前から繰り返し読んでいたし、僕も子供の頃に何度も読んだ記憶がある。
子供の頃に読んで、今でもまだ持っている数少ない本の内の1冊。

当然のことではあるが、続編『大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる』『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる』も併せてお薦め。どちらも、我が家にあるのは同じく1975年発行のものである。
[ 2010/10/09 14:29 ] 本と言葉 子供の本 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

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