『ひこうき雲』

あくまでも個人的な趣味趣向で、必聴の邦楽名盤10枚を取り上げる企画の第2弾。

荒井由実『ひこうき雲』(1973年)

ひこうき雲

  ひこうき雲
  曇り空
  恋のスーパー・パラシューター
  空と海の輝きに向けて
  きっと言える

  ベルベット・イースター
  紙ヒコーキ
  雨の街を
  返事はいらない
  そのまま
  ひこうき雲


荒井由実と言えば「卒業写真」を思い浮かべる人が多いだろうから、それを収録する『COBALT HOUR』の方が有名かもしれないが、僕としてはこちらを推す。
僕はユーミンのボーカルはそれほど好きではないのだが、このアルバムは「推し」である。何と言っても、キャラメル・ママ(細野晴臣・松任谷正隆・鈴木茂・林立夫)による演奏が抜群に素晴らしい。
キャラメル・ママの面々は、後にティン・パン・アレイとなって、続く『MISSLIM』『COBALT HOUR』にも参加しているが、キャラメル・ママ(ティン・パン・アレイ)度は本アルバムが一番濃い。
ユーミン・ファンには怒られるかもしれないが、ヴォーカルが無くても十二分に楽しめるアルバムである。

ただ一つ言っておきたいことは、「耳を澄まして聴け」ということである。
[蛇足]
ちょうど、こんなニュースがあった。

春の褒章:ユーミン、熊川哲也ら20人に紫綬褒章

政府は2013年春の褒章受章者を28日付で発表した。723人(うち女性194人)と24団体で、29日に発令される。芸術や学問で功績を残した人に贈られる紫綬褒章は、「ユーミン」の愛称で長年にわたりヒット曲を生んだシンガー・ソングライターの松任谷由実(59)、ダンサーの熊川哲也(41)ら20人(うち女性4人)が受章した。

「ルージュの伝言」「守ってあげたい」「春よ、来い」など、1972年のデビュー以降数多くの名曲を発表したユーミン。「40年前、わたしは創作の道を歩き始めました。歌を作り、表現するという道です。今はその長い旅路の途中で、思いがけず“ここまでよく頑張りましたね”と声をかけていただいたような気持ち」と喜んだ。(毎日jp)


>キャラメル・ママ(細野晴臣・松任谷正隆・鈴木茂・林立夫)による演奏が抜群に素晴らしい。

全くの同感。それ以上に言葉はありません。
それにしても、後々のこのメンバーの活躍を考えたら・・・すごい顔ぶれだ・・・としか言いようがありませんね。
[ 2013/04/29 22:58 ] [ 編集 ]

Re: 三友亭主人 さん

しかも当時のフォーク・ロックの多くのアルバムに、彼らの名前が見えるという…。
とてつもない時代だったんですね。
[ 2013/04/30 23:34 ] [ 編集 ]

これは日本の音楽を変えたアルバムですよね。ベルベットイースターを初めて聴いた時、日本にこういう曲を作る人がいるということが一寸信じられませんでした。
[ 2013/05/05 22:09 ] [ 編集 ]

Re: vevey さん

コメントありがとうございます。
実は僕が知った時には「ユーミン」は既に「松任谷由実」だったんですが、後から聴いてもかなり衝撃的な音楽でした。
[ 2013/05/06 19:06 ] [ 編集 ]

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