『ハルメンズの20世紀』

あくまでも個人的な趣味趣向で、必聴の邦楽名盤10枚を取り上げる企画の第5弾。
今回、年代は一気に飛ぶ。
「邦楽名盤」と銘打ってこのアルバムを取り上げる人は少ないだろうが、そこはあくまでも個人的な趣味趣向によるものなのだから致し方ない。

ハルメンズ『ハルメンズの20世紀』(1981年)

ハルメンズの20世紀+8

  趣味の時代
  Q-P-ダンス
  焼ソバ老人
  アニメイション
  少年たち
  シングル・ハンド・ボーイ
  幸福の未来

  マスクト・パーティー
  ジャングル都市
  お散歩
  春の嵐
  ナルシスティック
  ゴールデン・エイジ
  ふにゃふにゃサイボーグ
  母子受精
  マスタード


青山学院大学の佐伯真一教授のご令弟がサエキけんぞうだということは、国文学徒の間では割に知られている話だと思うが、その中で、サエキけんぞうの音楽を実際に聴いたことのある人はそれほど多くはないような気がする。
そのサエキけんぞうが「佐伯健三」時代に結成していたバンド、ハルメンズ。
かく言う僕も、さして聴いているわけではないのだが、このアルバムは名盤の中に加えて良いだろう。

何が何だか訳が判らないと言えば判らない。
上手いんだか下手なんだかさっぱり判らない(たぶん上手いんだろうが…)比賀江隆男のギターやこれでもかと言わんばかりに叩きまくる泉水敏郎のドラムが炸裂する「趣味の時代」を皮切りに、同じフレーズをひたすら繰り返す「焼ソバ老人」や「ジャングル都市」など、かなり理解困難な名(迷)曲が目白押しである。変な音楽だと言えば言えるのだが、その「変」さ加減がこの上なく心地良い。
ゲスト陣も多彩で、戸川純や野宮真貴が参加していることは、マニアの人(?)には堪らないかもしれない。SPYには特段に興味はなかったのだが、佐藤奈々子のボーカルもこのアルバムには嵌っている。
あまりピコピコいう音楽は入れないようにとも思っていたのだけれど、これは別格。

ただ一つ言っておきたいことは、「頭の中を空っぽにして聴け」ということである。

>青山学院大学の佐伯真一教授のご令弟がサエキけんぞうだということは

まじっすか。
今初めて知りました。
あのミーハーな高木さんからも聞いたことがありません。
サエキけんぞうってパール兄弟の人ですよね・・・僕の知識もその程度ですが。
[ 2013/05/21 19:03 ] [ 編集 ]

Re: 中川@やたナビ さん

> 今初めて知りました。

かなり有名な話だと思ってたんですけど…。
Wikipediaをご覧なさい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サエキけんぞう
https://ja.wikipedia.org/wiki/佐伯真一
[ 2013/05/21 22:06 ] [ 編集 ]

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