『HAPPY END』

あくまでも個人的な趣味趣向で、必聴の邦楽名盤10枚を取り上げる企画の最終回。

はっぴいえんど『HAPPY END』(1973年)

HAPPY END

  風来坊
  氷雨月のスケッチ
  明日辺りはきっと春
  無風状態

  さよなら通り3番地
  相合傘
  田舎道
  外はいい天気
  さよならアメリカ さよならニッポン


はっぴいえんどといえば日本語ロックの元祖的存在として有名だけれども、このアルバムはそういう観点だけで評価すべきものでもないように思う。
はっぴいえんどが残した3枚のオリジナル・アルバムの中で、シンプルなロックとしては『はっぴいえんど』がピカイチだと思うし、コンセプト・アルバムとしてのまとまりは『風街ろまん』が一番だろう。それでも敢えて、このアルバムを上げる。
このアルバムは、ほとんど分裂状態にあったはっぴいえんどが、ロサンゼルスでの録音ということで再結集して製作されたのだという。
リトル・フィートのローウェル・ジョージやビル・ペインとの共演も興味深いが、何よりヴァン・ダイク・パークス的世界が溢れる「さよならアメリカ さよならニッポン」は絶品である。たぶん、それまでの日本にはなかった音作りだったのだろう。

ただ一つ言っておきたいことは、「古き良きアメリカを感じながら聴け」ということである。

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