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葬儀空き巣に狙われた話(その3)

葬儀空き巣に狙われた話(その2)」の続き。

告別式。

この日も、親族を先に出して僕が残る。長時間の外出になるので、家にいる間が正念場である。

朝から間違い電話を装ったような電話(自分の想定した相手が出ていないはずなのに驚きもなく、冷静に台本を読んでいるような感じで切る)だの、嘘臭い営業めいた電話(断ると異常にあきらめが早い)だのが掛かって来て、うるさくて仕方がないので、受話器を上げっぱなしにしておいた。

暫らくすると、玄関のチャイムが鳴る。インターホンで返事をしたが、反応がない。カメラに映らないように速攻で逃げたような感じ。
直後、隣室でチャイム。隣室の住人が出ると、(以下の出来事が見て来たように書かれている理由は内緒)制服らしきものを着た目付きのあまりよろしくない若者が立っている。

 相手:○○フルーツです。
 隣人:何?
 相手:ご近所を回ってフルーツを食べて貰ってるんですけど…。

確かに、ブドウやら何やらの箱を3個ほど持っている。建物内の各家庭を回って食べて貰う気にしては、かなり量が少ないが…。名札めいたものは付けているが、担当者名は入っていない。

この隣人は、隣家に前日から何度も不審な電話が架かって来ていることを知っている。自称フルーツ店員があまりにも怪しいので、この上なく疑わしげな目で文字通り頭のてっぺんから足の先までじろじろ見回すと、

 相手:怪…しいですよね。こんな商売しているところ、ほかにないですもんね。

怪しんでいることを判らせるためにわざと過剰に演技しているのだが、それに見事に嵌っている。兄ちゃん、かなり逃げ腰になっている。そもそも、食べて貰うだけなら商売ではない。
隣人が「いらない」と言うと、すごすごと退散。
隣人は、一旦玄関の扉を閉めた後すぐに2階分階段を降りてみたが、自称フルーツ店員の姿はなかった。本当に営業で来たのなら、階下の部屋も回るはずだが、そういうことはせずに1階まで直行したようである。しかもダッシュで。

この兄ちゃんが、本当にフルーツ店員で、下の階から順に上がって来た可能性もゼロではないが、そうだとしたら、隣人が外に出た時、エレベーターが上がって来るのを待っているところに出くわしても不思議ではない(我が家は最上階である)。が、エレベーターは1階に止まっていた。
それに集合住宅では、階下のチャイムは割に良く聞こえるものだ。葬儀空き巣に備えて神経を尖らせているような時には特に。だが、階下では、少なくとも2階くらい下の部屋までは、鳴った気配がない。
恐らく、何度電話をしても話し中なので、本当に在宅しているかどうか、確認しに来たものと思われる。この兄ちゃんも一味なのか、近くをほっつき歩っていて端金で雇われただけのかは知らないが。

目当ての家からは逃げて、すぐ隣の部屋のチャイムを押した理由は良く判らない。目当ての家の住人には顔を見られたくないが、住人が外に出て来てそこに誰もいないと怪しまれると思って、隣室で営業している演技をしようとしたのかもしれない。それでも十分怪しいのだが。

そんなことがあって、電話がまったく通じないのもおかしいかと思い直し、一旦受話器を元に戻したが、外出までの30分くらいの間には、電話は架かって来なかった。
改めて受話器を上げて告別式へ。

(続く)
[ 2013/07/18 21:17 ] | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

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