自由研究の話(2)

予告だけしてちっとも本篇に取り掛からずにいたけれども、今日から正式に夏休みにも入ったことではあるし、そろそろ書き始めてみることにする。
夏休みになると…(自由研究の話)」の続き。

息子が選んだテーマは、「電車の線路」。
乗り物好きの息子は、電車の線路幅に何種類かあるのを知っていて、それを調べてみたいと思ったようである。
電車好きの子供なら、詳しくは知らないにしても、たいていは、新幹線の線路幅が在来線(電車好きでない子供にも判りやすいように言うと、山手線などのふつうの電車)より広いことくらいは知っているだろう。

日本の主な線路幅の主なものとしては、

 1067mm
 1372mm
 1465mm

がある。このほかにも種類はあるのだけれども、主だった電車の線路としては、この3種類と言って良い。

これは知らない人にとっては新しい知識かもしれないが、それだけでは自由研究には到底ならない。
それで、まず、自由研究のテーマに選ぼうと思った動機を明確にしておく。
むろん、動機といっても、何故やろうと思ったかと聞いても、「おもしろそう」という以上のものは出て来ないだろうから、違う角度から考えてみる。

電車の線路の幅が違うことをどこで知ったのか?

「京浜急行の金沢八景駅の近く」。
僕の実家からさほど遠くないところだから息子も何度か行ったことがあるのだが、三線軌条の線路(線路が2本ではなく3本ある)があって、それを見れば線路幅の違いが一目瞭然なのである。
何故三線軌条になっているかというと、近くに車両工場があって、そこに京急線経由で線路幅の違う車両を運び込むために、もう1本レールを敷いているのである。

それで、自由研究の書き出しは、こんなふうにすることができる。

電車の線路は、ふつう2本ですが、京浜急行の金沢八景駅の近くには線路が3本あるところがあります。どうしてでしょうか?

実は、この近くに電車の工場があります。そこでは、京急だけではなく、ほかの会社の電車を作ったり修理したりしています。
そういう電車は、京急線の線路を通って運ばれて来ます。でも、京急の線路を走ろうとしても、線路の幅が違うので通れません。それで、ほかの会社の電車が走れるように、線路をもう1本しいて3本にしています。


それだけでも、知らない人にとっては十分に「ヘェ〜、なるほど」というところではあるけれども、自由研究であるからには、もう少し突っ込んで調べる必要がある。

(続く)
[ 2013/07/22 22:19 ] | コメント(2) | TB(0) |  TOP△

東急車両がなぜ京急沿線にあるのかがナゾ。
大東急の時代の名残ですかね。
[ 2013/07/24 01:02 ] [ 編集 ]

Re: 中川@やたナビ さん

知らないですけど、そうかも知れませんね。
なお、旧・東急車両(元・東急興業/現・総合車両製作所)が出来たのが昭和23年で、京急が大東急から分離した年らしいです。
[ 2013/07/24 08:09 ] [ 編集 ]

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