"ANOTHER SELF PORTRAIT”

アナザーサイド・オブ・セルフポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[スタンダード・エディション]

ボブ・ディランの公式海賊盤「ブートレッグ・シリーズ」もこれで10作目。
今回は、"ANOTHER SELF PORTRAIT THE BOOTLEG SERIES VOL.10 "というタイトルから想像が付くとおり、1970年発売の "SELF PORTRAIT"~『セルフ・ポートレイト』~前後の時期のアウトテイク集である。

この頃のディランはまさに低迷期で、そのデモやアウトテイクなど、さしたる意味などありゃあしない。2枚組とはいえ、それに3,990円も出す価値はない。
しかも、発売が発表された時、邦題は『アナザーサイド・オブ・セルフ・ポートレイト』というものだった。これには、名盤 "Another side of Bob Dylan"〜『アナザーサイド・オブ・ボブ・ディラン』〜に引っ掛けた売らんかなの姿勢がありありとしていて辟易した。発売時には流石にそのタイトルは引っ込めたが…。
だいたい、Blu-spc CD2 だから何だと言うのだ? たかがアウトテイクじゃないか。馬鹿々々しい。そんなもの、誰が買うもんか!

まして4枚組のデラックス・エディションに19,800円も出そうなんていうのは、いかに3000枚限定とは言っても狂気の沙汰以外の何物でもない。2枚組が4枚組になって、値段が5倍になるというのも容易に納得できるものではない。そもそも、これを買おうとする奴が3000人もいるのか?

デラックス・エディションのプラス2枚の内の1枚は『セルフ・ポートレイト』のリマスターだから、大した価値はない。
もう1枚は、その一部が『セルフ・ポートレイト』に収められている、ザ・バンドを従えて演奏したワイト島フェスティバルでのライヴのフル・ヴァージョンで、これに期待する向きもあるようだが、既発表の音源を聴く限り、さほどやる気は感じられないから、過剰な期待は禁物である。

"ANOTHER SELF PORTRAIT THE BOOTLEG SERIES VOL.10(1969-1971)"
  ~『アナザー・セルフポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[デラックス・エディション]』~

アナザーサイド・オブ・セルフポートレイト(ブートレッグ・シリーズ第10集)[デラックス・エディション]
それでは、これからじっくり聴くことにしよう。
ん? 買う価値のないはずのこんなものを、どうして、どうやって聴くのか、だって? そんなこと、どうだって良いじゃないか!

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