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『イギリスだより』

カレル・チャペック『イギリスだより カレル・チャペック旅行記コレクション

イギリスだより―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

イギリスつながり。

「旅行記」と言えば、名所旧跡を紹介することで、あたかもその地に行ったような気にさせるのが普通だろう。が、本書では、そんな気分にはそれほどならない。
もちろん、著者が案内しているのが80年以上前のイギリスだから、というのも、少しはその理由だろう。が、一番の理由は、チャペックが、いわゆる旅行案内を書こうとは思っていなかったからではないか。
イギリスで見聞した人、物、自然、事柄の印象を、ユーモアに溢れた筆致で描いた印象記といったものだろうと思う。取り上げた題材が、たまたまイギリス旅行だっただけのことである。
マダム・タッソーの館で認識した「少し不愉快なこと」など、ことイギリスに限ったことではなく、一読した誰もが、「たしかに、そういうことはある」と、心の中でうなずいてしまう出来事に違いない。

本を読んで、あたかもその地に行ったような気分になりたい人以外の人にお薦め。

(イギリスに行ったことのある人が、これを読んでおもしろいと思うかどうかは、保証の限りではない。)
(常体に所々敬体が混じる訳文に、若干引っ掛かるところはある。)

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