東京都港湾局専用線(その1・塩浜二丁目付近)

東京スカイツリー駅から新橋駅まで行く都営バス(業10系統)に乗って塩浜二丁目(江東区)のバス停を通り掛ると、草の茂った細長い土地が見える。

塩浜二丁目付近

良く見るとそこには錆びた線路が残っていて、何かの鉄道の跡だということが判る。

塩浜二丁目付近

以前からこの系統のバスには良く乗っていて、気にはなっていたのだけれども、塩浜近辺に別段用事はないので、降りたことはなかった。
調べてみると、東京都港湾局が運営していた貨物線の跡なのだそうである。

この東京都港湾局専用線は、昭和40年(1965)に最盛期を迎え、豊洲・春海・芝浦まで路線を敷くが、トラック輸送が主流になるに従って衰退し、平成元年(1989)までにすべての路線が廃止された。
そういうことが判って来ると、行ってみたくなるもので、子供の夏休みも終わりに近づき、もう遠出もできそうにないこともあり、近場の廃線跡を訪ねてみることにした。
先日昭和49年の「最新版」の地図を購入したのは、この年代の地図なら専用線の路線が全線掲載されているはずと思ってのことである。その地図で、かつての線路跡の場所を確かめて、行ってみたわけである。

今のJR越中島支線の越中島貨物駅(当時は越中島駅)から豊洲にあった石炭埠頭まで走っていたのが深川線である。
ここは、その始発駅にほど近い場所にある。

この都有地を反対側に回ってみると、線路は、ここでまでで途切れている。

塩浜二丁目付近

振り返ると、狭い道を挟んだ先にも、線路がある。

塩浜二丁目付近

今回はこれ以上進まなかったが、この線路が続く先には越中島貨物駅があるはずであり、きちんと整備されていることからすれば、ここはJRが管理しているものと思われる。現在の地図でも、ここまで線路の表示がある。

塩浜二丁目のバス停まで戻ってバス道路(三ッ目通り)を挟んだ反対側を見ると、同じような土地が見える。

塩浜二丁目付近

が、こちらは草が生い茂っているだけである。

塩浜二丁目付近

続けて同じバスに乗って行けば、豊洲運河に掛かる朝凪橋の近くに、架橋していた名残の橋脚が遺っていて、バスの車窓からも見ることができる。枝川か豊洲四丁目のどちらかのバス停で降りれば良いのだろうと思うが、今回は行かなかった。また、行くことにしよう。

降りずにどこに行ったかということは、そのうちに。
[ 2014/09/06 11:23 ] 旅・散策 乗り物 | コメント(0) | TB(1) |  TOP△

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