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この邦題はどうなのか?

先日、『英吉利の薔薇』について、「この邦題はどうなのか?」と書いて、ちょっと思いついたので書いてみる。

最近ではほとんど見られないけれども、かなり以前には、洋楽のアルバムに超訳した邦題が付けられていることが多かった。
古いところでは、ザ・ビートルズの"A Hard Day's Night"が『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』だというのも相当なトンデモ邦題だと思うし、曲名でも、シンディ・ローパーの Girls Just Want To Have Fun の邦題「ハイスクールはダンステリア」など、どこからそういう突拍子もない発想が出て来るのか、かなり驚きである(さすがにこれは、本人が知って激怒したらしい)。

今では、邦楽のタイトルも横文字の方が多いくらいで、英題に違和感や距離感を感じる人もいなかろうけれども、当時は、日本人にも覚えやすく親しみやすい邦題を付けるのに苦心していたわけである。名題・迷題の数多く生まれた所以である。

そこで、僕の持っているアルバムの中から、この邦題はどうなのか? と思うものをいくつか紹介する。むろん、ほかにも有名なトンデモ邦題のアルバムは数多あるが、タイトルが変なだけではなく、僕が個人的に聴くに値すると思うものを取り上げることにする。

エドガー・ウィンター・グループ『謎の発光物体』
  ~The Edgar Winter Group With Rick Derringer "The Edgar Winter Group With Rick Derringer"~

Edgar Winter Group With Rick Derringer (Reis)
エドガー・ウィンターの最高傑作と評判の高いアルバム(個人的には"They Only Come Out at Night"の方が好きではあるが)。しかし、その邦題はどうなのか?
たしかに、ジャケットは発光している謎の物体である。原題がアーティスト名だけで、キャッチーではないということもある。ジャケットの写真を最初に見た日本のレコード会社の担当者が、「何だ、この光っている物体は?」と思ったのに違いない。が、だからと言って、その印象をそのままタイトルにするのはいかがなものか。

ジョニー・ウィンター『俺は天才ギタリスト!』
  ~Johnny Winter "John Dawson Winter III"~

俺は天才ギタリスト!
エドガーの兄、ジョニーのアルバム。自分のことを「天才」と言うか? という感はあるが、ジョニーが天才ギタリストなのは間違いないし、ロッド・スチュワートの『スーパースターはブロンドがお好き』のようなノリだとも考えられないわけではない。だが、実際には少々事情が違う。
『スーパースター~』の原題は"Blondes Have More Fun"。少々悪ノリ気味ではあるものの、ロッド自身がブロンド好きを自認しているのだし、方向性としてそう外れているわけでもない。
それに対して、このアルバムの原題は "John Dawson Winter III"。ジョニーの本名が付けられているだけである。
こんなタイトルのままでは売れないだろうという判断はあったのだろうが、それにしても、である。
なお、ジョニーにはほかに、『テキサス・ロックンロール』という邦題を持つアルバムがあるが、この原題は "Saints and Sinners"(聖者と罪人)。

ブラインド・フェイス『スーパー・ジャイアンツ』
  ~Blind Faith "Blind Faith"~

スーパー・ジャイアンツ・ブラインド・フェイス
邦題だけ見ると、そんなに変な感じはしない。するかもしれないけれど…。
輸入盤を買ったのだが、家に帰って見てみたら、どこにも「Super Giants」とは書いていない。さては、同じデザインのジャケットの別アルバムを間違えて買ったかと思った。編集版にジャケット写真を使いまわすのは、それほど珍しいことではない。
が、曲名を見てみると、どうやら、お目当ての『スーパー・ジャイアンツ』に違いない。あれこれと調べてみたら、『スーパー・ジャイアンツ』なんていうアルバム名、もともと原盤には付いていなかった。
メンバーはたしかにスーパーなジャイアンツかもしれないが、それはタイトルとしてどうなのか?

クリーム『クリームの素晴らしき世界』
  ~CREAM "WHEELS OF FIRE"~

クリームの素晴らしき世界
クラプトン繋がり。
直訳すれば、「火の車」という所だろうが、似ても似つかない邦題である。ホワイト・ブルーズの白眉とも言えるこのアルバムに、一体何でこんなほのぼのとした邦題を付けてしまったんだろうか? まさかそんなことはあるまいが、聴かずに付けたんじゃないかと疑いたくもなる。

フェイセズ『馬の耳に念仏』
  ~Faces "A nod is as good as a wink ...to a blind horse"~

馬の耳に念仏<SHM-CD>
原題は「盲馬にはうなずいてもウィンクしても同じこと(=無駄だ)」というような意味だから、まぁ、間違ってはいない。が、痛快なロックン・ロールのアルバムのタイトルとしてはどうなのか? もっとも、この英語のニュアンスがどんな感じなのかを知らないので何とも言えないのだが…。

クイーン『戦慄の王女』
  ~Queen ”Queen”~

戦慄の王女
単なる直訳だと坐りが悪いので、ちょっと付けちゃったんだろうな。何に戦慄したのかは良く判らないけれど。
でも、ただの『クイーン』なんていう地味なタイトルだったら、本国より先に日本で火が付くようなこともなかったかもしれない。

…と、勝手なことを書いて来たが、とにもかくにも聴くべし。
[ 2010/11/25 21:36 ] 音楽・映像 洋楽 | コメント(0) | TB(0) |  TOP△

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